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インターネットで使われるシステム

通信プロトコルとは通信方法に関する約束事のことです。 コンピュータ通信を行う場合、 データの送信者とデータの受信者の間で通信を行うために たくさんの取り決めが必要です。

たとえば、送受信するデータの形式は、 「最初4バイトが送り手のアドレスで...」 とか、送信するコマンドとそれに対する結果のデータ形式など 両者が守らなければ通信が成立しない約束事があります。 このほかにも、通信するには通信機器や通信線などのハードウェア が関係しますから、通信する両者のハードウェアも同じ仕様でなければ なりません。通信線を駆動する電圧や通信速度、また変調方式など が異なれば通信することはできません。

それで、様々な通信にかかわる約束事、 つまり規約が通信プロトコルが決められているのです。 ハードウェアからソフトウェアに至るまで、 通信方式、通信手順、データの形式、暗号化などのデータの処理の 方法など多岐に渡る標準のプロトコルが定められています。

  • TCP/IP

    インターネットの基盤をなすIP (Internet Protocol=インターネットプロトコル) また、IPを使って信頼性の高い(reliable)通信を実現する TCP(Transmittion Control Protocol)について説明します。
    プロトコル階層(プロトコルレイヤ、プロトコルスタック) の概念も説明しています。
  • ネットワークアプリケーションのプロトコル

    皆さんも使っている WWW, E-mailなどのインターネットで 利用できる便利な機能がどのように実現されているのかを説明します。

    ドメインネームシステム(DNS)
    ネームサーバは何をやっているでしょう?

    E-mail (Eメール)
    メールはどのようにして届くのでしょう?

    WWW
    インターネットのといえばWWWの ホームページサービスでしょう。この仕組みを 説明します。

  • Windowsのネットワーク

    WindowsのネットワークソフトではDOS時代から引きずっている NetBEUIやIPX/SPXなどのTCP/IP以外のプロトコルスタックを 使っているものがあります。 また、ファイル共有で使うホスト名のネームサービスも インターネット標準のDNSでなくNetBIOSを利用します。
    ここではこれらのWindows独自のプロトコルについて説明します。
  • セキュリティ関連

    ここでは暗号化通信などセキュリティに関する内容を扱います。
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