インターネットのようなネットワークは様々な情報を検索するために用いると便利です。この用途のために情報を管理と検索を行うためのX.500という規格があります。X.500では階層的なディレクトリを用いて情報を管理する分散データベースを想定しています。このX.500のディレクトリサービスを提供するためのプロトコルがLDAP(Lightweight
Directory Access Protocol)です。これを使えば、人や組織の電話番号やメールアドレス、またデジタル証明書を公開して、ネットワークを経由して検索することができます。
Windowsの[スタート]メニューの[検索]の[人]でも、Netscapeのアドレス帳もLDAPで電話番号やメールアドレスなどを検索できるようになっています。