日本語のエントリーの追加
日本語の情報はUNICODE(UTF8)を使わなければならないので、UTF8で書かれたLDIFファイルを作らなければなりません。UTF8が扱えるエディタを使うとか、shift-JISなどで書いたファイルをUTF8に変換するなどの処理を行う必要があります。
ここではUTF8を扱うことのできるコード変換ツール
LV を使う方法を説明します。
LVのインストール
まずhttp://www.ff.iij4u.or.jp/~nrt/lv/からLVのパッケージを入手します。
あとは以下のようにコマンドを実行するとインストールできます。
% tar zxf lv4494.tar.gz % cd lv4494/build % ../src/configure % make # make install |
日本語のエントリーの追加
まず、エディタで以下のような日本語を含むLDIFファイルを作ります。
dn: cn=takeshi fujiki, o=FC Lab, c=JP objectClass: person cn: 藤木 健士 cn: takeshi fujiki sn: 藤木 sn: fujiki mail: fujiki@fc-lab.comp telephonenumber: 093-583-8117 title: System Administrator |
このファイルを次のコマンドでUTF8に変換します。(上のファイルをfujiki.ldifというファイルに保存したことを想定しています)
% lv -Ou8 fujiki.ldif > fujiki8.ldif |
それから、このファイルを元にエントリを追加します。
% ldapadd -D "cn=Manager, o=FC Lab, c=JP" -w XXXX -f fujiki8.ldif |
上記の2つの処理を以下のように一度に処理することもできます
% lv -Ou8 fujiki.ldif |ldapadd -D "cn=Manager, o=FC Lab, c=JP" -w XXXX |