NTPとはその Network Time Protocol という名前の通り、時刻をサービス するためのプロトコルです。
ソースアーカイブ名 xntp3.5f.export.tar.Z 導入環境 FeeBSD 3.3-RELEASE
インストール
FreeBSDには標準でついてきています。他のOSの上で、make するのも そんなに難しくないと思いますので、割愛します。
NTPサーバ xntpd の設定
以上を実行してしばらくすると、設定したマシンの時刻が 公開NTPサーバから供給される時刻に合うようになります。 こうして設定したサーバは、他のマシンに時刻をサービスできるようになります。
- 次のような内容の/etc/ntp.conf を作成します
- server clock.tl.fukuoka-u.ac.jp
- driftfile /etc/ntp.drift
server のところには一番近いNTP公開サーバを指定してください http://www.ee.udel.edu/~mills/ntp/servers.htm で探すことができます。- 次のコマンドを実行して xntpd を起動します
- # xntpd
- 動作の確認
- # ntpq -p
以下のような結果が得られればOKです。
remote refid st t when poll reach delay offset disp ============================================================================== clock.tl.fukuok .GPS. 1 u 8 64 5 2076.16 -712.67 7891.65
時刻合わせコマンド ntpdate
ntpdate は上記のように設定したサーバや、NTP Public Serverをつかって、 マシンの時刻をセットするコマンドです。
- 時計をNTPサーバの時刻に合わせる
- # ntpdate hibiki.kitayu-techno-ctr.co.jp
上でxntpdを設定したNTPサーバが hibiki.kitakyu-techno-ctr.co.jpであることを 想定して、ここではサーバに hibiki.kitayu-techno-ctr.co.jpを指定しています。
Windowsマシンの時刻を合わせる
Windows マシンの時刻を合わせる場合にも、xntpdを実行しているマシンか、 NTP公開サーバに接続して、時刻を合わせることができます。 ツールはたくさんあると思いますが、私はフリーソフトの 桜時計を 使っています。
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