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インストール

上記のすでにmakeされているバイナリパッケージを入手して、以下のように インストールします。

# pkg_add inn-2.2.2.tgz


ユーザnewsの作成

rootになって vipwを起動して以下のようにnewsというユーザを作成します。
news:*:8:8:News Subsystem:/usr/local/news:/usr/local/bin/tcsh
これ以後の作業は、すべてこのnewsというアカウントで作業を行って下さい。

newsにはパスワードを設定していないので、rootになった後、"su news" を 実行してユーザをスイッチしてください。


syslog経由のログの設定

syslog経由で送られる、ニュース関連のログの出力先を設定します。 これには/etc/syslog.confを編集して、出力先のファイルを 指定します。

news.crit       /usr/local/news/log/news.crit
news.err        /usr/local/news/log/news.err
news.notice     /usr/local/news/log/news.notice

この例では /usr/local/news/log/news.*に出力するように 設定しています。この出力するディレクトリ/usr/lcoal/news/logが 存在していなければエラーとなります。

必要なディレクトリの作成

以下のディレクトリを作成してください。

/usr/local/news/db
/usr/local/news/run
/usr/local/news/log
/usr/local/news/http
/usr/local/news/spool
/usr/local/news/spool/tmp/
/usr/local/news/spool/articles
/usr/local/news/spool/overview
/usr/local/news/spool/outgoing
/usr/local/news/spool/incoming
/usr/local/news/spool/archive
/usr/local/news/spool/uniover
/usr/local/news/spool/innfeed

activeファイルの作成

まず/usr/local/news/db/activeをエディタで編集して以下のように作成します

junk 0000000000 0000000001 y
control 0000000000 0000000001 y

その後、信頼できるホストにある、流通しているネットニュースの ニュースグループを取得しこのactiveファイルに登録します。 このように、信頼されているホストと同期をとるためには、以下のようにします。

まず、/usr/local/news/etc/actsync.cfgを以下のように変更します

flags=-v 4 -p 0 # to initialize

そして、/usr/local/news/etc/actsync.ignに以下の内容を追加します

c fj.*
c japan.*
c tnn.*
c comp.*

そして、以下を実行してください。

% /usr/local/news/bin/actsyncd /usr/local/news/etc/actsync.cfg

私がインストールしたマシンではここでエラーが出ました。 それで /usr/local/news/bin/simpleftpの最初の行を "#! /usr/bin/perl -T" から-Tを取り除き "#! /usr/bin/perl" に 変更して実行しました。
このニュースグループの同期コマンドはcronで実行するように設定しておくと よいでしょう。

history ファイルの作成

最初のhistoryファイルを作成するために以下のコマンドを実行してください。

% /usr/local/news/bin/makehistory -o