バークレーソケット(Berkley Socket)

このページではIPネットワークのプログラミングで広く使われている バークレーソケットについて説明します

バークレーソケットとは

バークレーソケットとはBSD Unixに実装されたネットワーク用のAPIで、 IPネットワークで使うプログラムを書く際に、おそらく 最も広く使われています。

バークレーソケットでは以下のAPIが用意されています

socket()エンドポイントを作成する
bind()ソケットにアドレスを設定する
listen()接続待ち状態にする
accept()接続を受け付ける
connect()接続する
recv(), read()受信する
send(), write()送信する
recvfrom()データグラムを受信する
sendto()データグラムを送信する
close()エンドポイントを閉じる

これらのAPIを呼び出すことにより、通信を行うことができます。 サーバとクライアントであるかによって、 また接続がコネクション型かコネクションレス型かによって、 どのシステムコールをどのような順番で使うかが異なります。 これについては以下のページで説明します.


バークレーソケットを理解するには,TCP/IPの知識が不可欠ですので、 TCP/IPの説明のページ もあわせてご覧ください.

 
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